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わかりにくいが夕暮れ数刻前である |
街道の分岐点近くに馬屋があったので、少しだけホワイトランに近づいてみた。この辺りは衛兵も頻ぱんに街道を警戒し、産業も豊富なようだ。酒造所や農園が立ち並び、通りすがっただけでもこの都市が豊かで恵まれていることが分かる。
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ちべたぁい! |
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魔法で道標は明るくなっている |
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こちらを見ている巨人 |
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碧い天の川 |
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「ぎゃおぉおおおおおおおおおおおおおッ!?」
洞窟に入ってすぐ眼前にあったのは、スキーヴァー(ネズミ)の串刺しだ。暗さに目が慣れてすぐに視界に入ったのがこれだったので、凄まじく絶叫してしまった。するとその絶叫でこの洞窟にいたネズミ達が一斉に自分の方に向かってきたのだから泣き面に蜂だ。クレイモアですっぱりとスキーヴァーを分断しながら、さらに奥へと進む。奥の方から警戒する人の声が聞こえてきたからだ。中は天魔外道の巣窟だった。いわゆるはぐれ魔術師達の根城のようだ。最初はやりあうつもりはなかったのだが、彼女らに殺された白骨死体が目に入って頭に血がのぼり、血祭りにあげてしまった。ふざけたことに、最奥部にはハグレイブンまでもがいた。ハグレイブンとは女魔術師が更なる力を求め、外法を使って化け物に身を貶した存在である。
幸いにもハグレイブンと敵対する自然の妖精(化け物)スプリガンが檻に閉じ込められて拷問されていたので、ちょちょいと開放してやると、凄まじい勢いで魔女共を皆殺しにし始めた。
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次の獲物を求めるスプリガン△ |
魔女の遺品をあらかた簒奪して、スプリガンの後を追って洞窟を出ると、日が昇りかけていた。そういえば先ほどのスプリガンはどこに行ったのだろうと思って見渡してみるが、すでにそばにはいなかった。森へ帰ったのだろう。
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旅人との出会い |
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リフテン地域の監視塔 |
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カッコイイ死に様 |
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矢でも受けたのだろうか |
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監視塔内部のメモ |
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着いたのは結局夕暮れ |
こうして2日に至る道のりを歩き通した私は、ついにリフテンについた。しかしこのリフテンの入り口にいる衛兵が、とんでもなくクズだった。通行税を払えというのだ。まるで山賊のようなことを言うので「わかった。ここではこういうことになっているのね。後でちゃんと払っておきましたって首長に言っておくわ」というと「わかったわかったよ。通れ、鍵を開けてやる」とやっと通らせてくれた。どうやらリフテンはうわさ通りのようだ。薄汚い奴らの集まり。
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入ってすぐにこれだ |
怖気づきそうになる心に鞭入れて、私はこの町の宿屋で休息を取りに向かった。
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